機器のIoT化やAIの普及により、様々な分野や業種で人と機器とをつなぐインターフェイスとして音声を使ったUIのニーズが高まっています。
アイズフリー、ハンズフリーでの操作や情報取得を実現できる音声UIは家庭内にとどまらず、様々な作業現場での利用が進んでいます。
音声UIは、操作に使われるだけでなく、昨今のDX(デジタルトランスフォーメーション)の流れの中で、IoT化と入力音声のテキスト化によりコミュニケーションの内容がデータ化され、ノウハウが蓄積されたり、離れた場所から現場での対応状況の確認として使われるようになってまいりました。
他にも、遠隔や無人化の流れの中で、無人店舗や協働ロボット、コミュニケーションロボットで音声UIの活用など広がりを見せています。
一方で、音声取得や音声再生を実際の機器へ組み込む場合、機器の使用環境への対応や 設計条件下での組み込みなど、多くの課題があることも事実です。
当社はこれまで培った音声に関するノウハウを生かし、これらの課題解決の為の提案を推し進めています。
音声取得の組み込みでは、環境騒音などを考慮して適切なマイクのソリューションやエコーキャンセル、ノイズキャンセルなどの選定や設定を行う必要があります。 また、AIによる音声の認識やテキスト化などを行う場合、ノイズサプレッションの設定によってはかえって認識性能が悪化する場合もあります。
当社は、オーディオ機器やAIスピーカーの開発/設計で培った技術とノウハウで使用環境の騒音などを測定し、効果のあるマイクのソリューションやエコーキャンセル、ノイズキャンセルなどの設定を決めて設計を行います。AIによる音声認識やテキスト化においては、AIスピーカーの開発/設計の経験をもとに、環境条件や使用されるAIエンジンの認識率のバランスを取った設計を提供します。
聞き取りやすさの実現では、使用環境に適した出力や周波数特性をもったアンプやスピーカーの設計が必要です。
当社は、オーディオ機器やAIスピーカーの開発設計などで培った技術とノウハウで使用環境の騒音などを測定して設計を行うことに加え、利用環境に合わせた音質チューニングなどを行うことで、聞き取りやすさを提供します。
製品に音声取得や音声再生の組み込み行う場合、音声機能に割り当てられるスペースや、電源、また動作環境の条件など設計上様々な制約がある場合があります。
当社は、お客様の制約条件をお伺いし、組み込み可能な設計の提案を行います。